Vlog

現役九大工学部の3年生です。 趣味はスノボ、サーフィン、スケボなどとにかく。エアラインパイロット志望。 トビタテ!留学ジャパンを利用して北アリゾナ大学に十ヶ月留学したあとJICAでインターンします。

命をかけられるテーマ 〜今の俺って自分に本当に正直に生きてるの?〜

『俺ってなんのために生きてるんだろ』『何をしたら死に際に満足したと言えるのだろう』この本を読んだ直後にまず頭に浮かんだ質問である。

昨日から小野雅裕さんの『宇宙を目指して海を渡る』という本を読み始めた。きっかけは忘れたが久しぶりの読書に心踊って工学部棟の自習室に半額になったおにぎり二つとお気に入りのカフェオレをお供に漁るようにこの本を読んでいた。気づいたら23時を回っていたが不思議と疲れはなく、むしろ今までの悩みがパーっと消えたような目の前の視界が明るくなったような感覚を覚えた。最初はよくある元からのエリートが偉業を成し遂げた『よくある留学の成功話』を謳った本かと思いきや、ある時は実践的な内容に、またある時は留学の本質を突く小野さんの考え方にいつしか僕の心は鷲掴みにされていた。ただいまの時刻は深夜一時を超えている上、連日の徹夜と寒さで疲労はピークを超えているが、それ以上に僕の心がこの本に書かれていることを忘れないようにと叫んでいるので、最後の力を振り絞って印象に残ったところを断片的にではあるが書いていきたいと思う。

1、留学に行けば就活に有利になるなんて考えは甘すぎる!『グローバル』なんてカッコつけただけのカタカナ文字に踊らされるな 留学はあくまで自分の目標達成の一手段にすぎない 別に留学しなくても日本国内で成功する人はたくさんいる。

 

2、留学することの一番の意義はマイノリティーの中で自分の立ち位置をしれること

自分がいかに狭い価値観の中で生きてきたか知ることができる。

 

3、一番大事なのは本当に自分が何がしたいのか 命をかけられるテーマを早めに見つけるということ パイロット それだけ? ただ操縦してそれだけであれの人生終わっていいの?

 

4、アメリカの大学は創造性をすごく大切にする。 MITにはハッカーと呼ばれる文化があり学生がいたずらをするが学校側もそれを咎めるようなことはせず寛容に対処することで創造性豊かな人材の育成につながっている。

 

5、アメリカの理系学生は下が饒舌

普段からよく書き、喋る。 レポートも選択問題ではなく記述式であったり大学院入試には口頭試問があったりと普段からコミュニケーション能力を育む環境が存在している。いくら素晴らしい実績を研究を残せてもそれを伝えるだけの能力がないと水の泡になってしまう。理系だからと逃げず、国語力アップのためにもできるだけ本を読みブログを通じてアウトプットしていきたい。確かに年が経つにつれ喋れるようにはなってくるとは思うが、今のうち練習しておくことで後々役に立ってくる。本はぜったいにもっと読むべき。 自分は喋るのが、自分の意見をいうのが苦手であると強く認識している。最初は苦労することは目に見えているが諦めず国語力のアップに努めていきたい。

 

6、アメリカの大学院生は学費の制度上死ぬ気で勉強してくる

RAなどの補助金を取らないとやって行けないため実績作りに本気になる これが日本と米国の研究において差が生まれる所以だろう。日本の大学院生と比較しても本気度が違う。 勝てるはずがない

7、大学を単位を取るゲームだと考え、ブッチや絶気をまるで自慢話のようにする我々日本の大学生

筆者がザンビアで出会った青年。中卒でもフルーツを売りながら、図書館に通ったり本を集めたりして必死に勉強したいと思っている人もいる。 生まれた環境でどのような教育が受けられるのか決まっており、私たちはこのような素晴らしい環境で勉強できてることに感謝すべき。 だからこそ自分の人生を中途半端なものにしない。 

8、自信があるなら来てみれば?

9、夢とは渇望だ 砂漠で喉が乾いて死にそうである。そこで水を探すのに私たちは必死になるだろう。その時の気持ちで夢に向かって努力する。

10、競走本位のシステムに本当にあっている人は、自分の夢や目標を達成するために努力したいと言う克己心と自分の根っこの深くに抱える人間的な弱さとが葛藤し、しばしばもどかしさを感じている人である。

11、活きるために生きる

12、どんな仕事をしてもいい、ただ将来自分の息子に胸を張って語れるような仕事を選べ

13、夢が僕を捨てなかった

14、人生とは、どのくらい無我夢中の時間を過ごせるかで決まる

15あなたは何によって記憶されたいか。今は答えられなくてもいい。でも、50歳になっても答えられなければ、君は人生を無駄にしたことになる。 ドラッカー

16、決断は自分の直感に沿ってもいいと思う。自分のことをわかってくれる伴侶を見つけろ

17、常に満足するなstay hungry be foolish

今の自分の状況が心地よいものだとしたらそれは成長しているとは言えない。

小野教授の慶応大学助教授の例

18、メメントモリ 死を想え

ざっと思いつ

くだけ書いたがこんな感じである。留学に対して独自の見解を持っており本当に面白く、また言葉運びがうまい。さすが小説で賞を獲得しているだけあるとおもった。

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